穏やかな時が流れる、かわいいカフェ。
手紙を書いたり読書したり、静かな時を過ごすのに最適です。
サンドと中国茶。
シナモンボウロのおまけ付き。
雨の日でした。
窓際の席から見える河原町通り。
ところどころに花や草が飾ってあり、それが心くすぐります。
お店の内装も細かいこだわりがあって、お店を大切にしているのが伺えます。
3Fはギャラリーになっています。
ちらっと見せてもらったけど、カフェ同様素敵な雰囲気を醸し出していて
私もいつかここで個展ができたらなあ・・なんて思いながら。
コーヒーと紅茶と日刊スポーツ。
それがカフェ、サンボ。
潔くシンプルです。
メニューは少ないけど、昔のレアな絵本、木のぬくもりたっぷりの家具と
温かな電球が空間を包み込む心地良さにはついつい足を運びたくなります。
朝日新聞と日刊スポーツ置いてあるあたりが、男らしさを感じる。
手作り作家さんの小物も、少しだけど販売しています。
私はミルクとチーズケーキを頂きながら、relaxを読みふけりました。
お酒も飲めるみたい。
良いねぇ。
韓国人のオーナーが、漢方の良さを知って欲しくて始めたカフェだとか。
そう、ここは漢方カフェ。
お店の雰囲気は薄暗く落ち着いて、まるで洞窟の中にいるみたい。
あかり、土壁、自然の良さをふんだんに生かした店内。
冷えに効きそうだと頼んだ「高麗人参茶」。
昔ちょっとだけ飲んだものはかなり苦かったのだけど、飲みやすくほんのり甘さが。
右のスプーンにはハチミツが。
お湯の熱さもちょっとぬるいかな?ぐらいに感じました。
どの飲み物も、ほどよい温かさで出てきます。
こちらは漢方ケーキ。
漢方ジャムと木の実がふんだんに使われた、ちょっとクセのある濃厚なケーキでした。
食べた後は心なしか、体がポカポカ。
昔はアレルギー治療として漢方を使っていたので、そのすばらしさは以前から実感しつつも煎じて飲む薬はなんとも言えず・・ものすごい味でした。「良薬口に苦し」と言えども耐えられず、挫折。こちらの飲み物やケーキはちょっと苦い・・けど、程よく美味しくいただけました。この微妙な味加減が気に入ったので、また行きたいな。
普段の生活にも漢方を、そんなことを考えさせられるカフェでした。
そんなわけで、星みっつ。★★★