trip(旅) 4日目は朝から夜までみっちりウィーン。おつかれウィーン。 午前は観光、夜はあらかじめネットで音楽のチケットを手配しています。
ウィーンの朝。 昨晩降った雨のせいかやけに冷え、外はコートをはおる人がちらほら。 まだ9月なのに・・甘くみていました。 とりあえずありったけ着こんで、まずはシェーンブルグ宮殿へ。 老若男女、いろんな国の人が観光に来ています。 飛び交う様々な言語 中は撮影NGなので残念ながらお見せできませんが、いやしかし豪華でした。 金でほどこされた装飾、天井まで絵が描かれ、贅沢な調度品。 国母マリア・テレジアが好んだという黄色。 とにかく百聞は一見にしかず。 マリア・テレジアの末娘マリー・アントワネットはここで育ったんですかね。 ウィーンに来たならカフェ三昧! ザッハートルテの本場、ホテルザッハーに行ってきました。 カフェの中心には、甘そうなケーキが数種類置かれていたけれど 私の食べたいトルテ、何ケーキと言って注文すればいいのかさっぱり分からない・・・ ボーイさんが「cake?」と聞いてきたのでとりあえず「Yes!2 cakes,please.」と答えると ザッハートルテを持ってきてもらえました。 後方にある飲み物は「マリア・テレジア」 お酒入りのコーヒーです。(相方用)見るからに濃厚だ・・ 私は紅茶・・すいません、コーヒー飲めないんです。 ケーキの上にはザッハーロゴのチョコレート、中には杏のジャム。 きらびやかな店内、すこしばかりの安らぎ。 気がつけば奥に、同じツアーの人が!! こちらのザッハートルテは、夏以外であれば日本へも持ち帰りできますよ〜と 前から聞いていたのに、次へ向かう場所に気をとられて 買うのを忘れてしまった・・・ああ、トルテ、私のトルテーーー! オペラ座からシュテファン寺院へ向かう途中は ちょっとした繁華街。 H&Mとか本やさん、両替所、カフェ・・と色々寄り道。 ウィーン旧市街地の中心、シュテファン寺院は 古さと威厳を放ち、ひときわ目立つ存在。 中は無料開放していたので入ってみると、たくさんの観光客。 椅子に腰かけると、本物の教会を知らなかった私にとって なんだかとても安らぐ空間。 皆この場所で祈ったり、懺悔したりするのかなと想像しながら 静かな時間を過ごしました。 タバック(たばこ屋さん)にて1日トラム・地下鉄・バスの フリーパスを購入。 地下鉄をを利用して次はオーストリア・ミュージアムwithベルヴェデーレ宮殿へ。 母が好きな 「クリムト」を見たかったのだ。 しかし・・地下鉄から降りて迷う。 あっちこっち回ってようやく発見。 そして実はトラムのほうが近かったことを知り肩を落とす。 この時点でかなりお疲れ。 帰り道はベルヴェデーレ宮殿の庭を歩いたのですが 夕刻、ジョギングする人や犬を散歩させる人、 勢いよく吹き出る噴水のマイナスイオンをたっぷり浴びる人・・と 環境の良さを感じました。 1、2番のトラムに乗れば、ウィーン旧市街を一周してくれるので それに乗りながら、しばし観光。 しかしチケットを買ったものの、トラムでは一度もチェックされなかった。 (*地下鉄はチェックされます) 自由に乗れちゃうけどいいのかしら。太っ腹ウィーンの交通機関。 しばしカフェでくつろいで (ここでもまた迷います) ようやくお目当ての楽友協会へ。 宮廷時代の格好に扮した演奏家が次々と登場。 少人数なのに繊細な演奏、まったりしたムードと醸し出す余裕。 日本の演奏って前置きが長かったりするけど、とにかくここでは楽しんで!な雰囲気。 最後はもちろん「ブラボー――!!!」・・の歓声がちらほら。 (叫んでるのはイタリア人だけ?) いい演奏会だったねーーー。 そんな余韻を残しつつ、夕食は日本語メニューがあるという 某レストランへ。 しかしここ、夜遅いからか人が閑散としている上に メニュー内容はうぷ・・いや、ウィーン食でよろしいんだけど 肉!肉!肉!時々ポテト大量。 疲れて胃に入りません・・ 申し訳ないのでウェイターさんの前で お腹をポンっとたたくジェスチャーをして、 とにかく腹いっぱいで入らないんだ! ということを分かってもらいました。 彼は笑ってました、そんな私に。 最後のアップルパイは別腹★ 夜12時すぎのバスに乗り込み、運賃をまけてもらいながら よれよれでホテルに帰る・・・ そんなウィーン1日。 *余談。どのホテルにも室内でお湯を沸かせなくて 温かいお茶を飲めないのが辛かったー。 かしこいおばさまたちは、朝のバイキングで お湯をペットボトルに入れ持ち帰っていました。 日本のドライヤーは、変換プラグを使っても 使用することができないと聞いていたので(本当?) あらかじめ、日本&海外両用のものを持っていきました。 (ヨドバシで2,000円也) 明日はチェコ共和国、私が一番行きたかった おとぎの国「チェスキー・クロムロフ」へ。