関空からヨーロッパへ向かう便は、ほとんどが午前中だと聞いていたけれど
やはり今回もそうで、朝８：３０集合ー。はやー。
そんなわけで大阪へは前日入りしました。

関空に着いて荷物を預け、まずはお金をユーロへ換金。
関空内にはいくつか換金所があるけれど、全てレートや手数料が違うのでお得なところを選びます。

１週間前に旅行会社のMさんから
「空港会社はフィンランド航空ですよ、ラッキーですね」と連絡を頂きました。
昔イタリアに行った時、出発時間が３時間遅れたあげく４時間フライトの末に
「エンジンが故障しました」と引き返すことになり、
もしや落ちるかと思って遺書まで書いた（笑）あの航空会社じゃなくてほっ。
聞けばフライト時間がヘルシンキまで９時間半、その後２時間のフライトでハンガリーへ向かうので
フライト時間としては飛行機会社中、最短だそうな。うれしいね！

９時間半のフライトの末、ヘルシンキへ到着。
さすが北欧、リンとした空気。つまり寒い。
半袖でまぬけな日本人ここに有り（＊私じゃないほう）

ファニーなパンダがお出迎え。 ハロー！


ハンガリー便を待っている間、空港内をウロウロ。
カフェの角砂糖とか、トイレのデザインとか、ところどころのセンスに惹かれてテンションが上がる私。
「もうここで降ろして！」
・・とは言えず、次は北欧へ来ようと心に誓ったのでした。
いや、まだ旅ははじまったばかりだから！

やってきました、ハンガリー。
到着は現地時間の夜７時だったのでバスに乗り込み、速効ホテルに向かう。



到着したホテルはなんというか・・
実際ハンガリーの人が住んでいるようなアパートメントの雰囲気でびっくり（汗
清潔だけど建物の古さが目立ち、室内は広くて天井も高い、日本ではありえないほどの長ーーい窓。
「まるでドラキュラ城だね」
ここだけでなく、周辺の建物もそんな廃墟がところどころにありました。

翌朝２日目はブダペスト半日観光で、有名どころへGO！


英雄広場＊てっぺんにいるのは天使ミカエル。
案内してくれた方によると、この日はひじょーに混みあっていたトカ。


ハンガリーの街中。
ハンガリーはヨーロッパといえど、民族は元々モンゴル？アジア系だそうで
西欧化が進んでいるとはいえ、まだ古きよき町並みといった感じ。


景色が良い、王宮周辺をぐるぐる。
天気がいいー芝生に寝っ転がりたい。


ブダペストの地下鉄。
私たちは１日券を買って、地下鉄で移動しました。



他には１回券と、乗換券の２種類があります。
日本とは違い、改札が無いのでチケット無しでも乗れちゃうのですが
出口にはしっかり検問があり、正しいチケットでないと罰金を取られてしまうので注意！
特に中国系でタダ乗りする人がいるらしく、アジア系は目をつけられているとか・・

速い速い速いエスカレーター。
うっかりしていると、足元すくわれます。

昼食は、「チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記」でも紹介していたmenz（メンツ）へ。
メニューが分からないので、その日のランチをチョイスしてみたら・・



出てきたのは、お豆のスープ（美味！）


そしてレバーとポテトのつけあわせ。
この辺の料理はポテトとレバー率高し！

その後は古本屋街で、古本めぐり。
「ヨーナポット（こんにちは）」と言えば店主の返事があるって嬉しい。

一番最初に入ったお店で、お宝発見！
ハンガリー人なら一度はお目にしたことがあるABC BOOKは
表紙も中身もイラストがかわいくて、そしてほどよく古さもあり
中は子供が鉛筆で書いたらくがきらしきものが残っています。（一番左）



もう一冊の本は、以前古本屋で見たけれど値段が高くてあきらめた一冊。（真ん中）
右の本は彼がチョイス。

他にもまだまだ絵本は山積みで、う、うれしい！しかも安い。

他の古本屋も立ち寄ってみましたが
キレイに本が並んでいるところには、キレイな本が多かった。残念。
それでも何冊か悩むこの嬉しさ。
まだまだチェコが控えているからと、買うのをためらうのだけど
それは数日後、後悔へと変わります・・


夜は遊覧船で、ドナウ河からくさり橋を眺めました。
ライトアップされた景色が言葉に表すことができないほど、きれい。
約小一時間、シャンパンを片手に景色に酔いました。

ああ、ブダペストは素敵な街！
ほどよく古さも残り、ドナウ河周辺は絶景なのでお散歩すると気持ち良いだろうなぁ・・

明日はハンガリーの小都市をめぐりながら、オーストリアに入ります。